12話、やっと脱稿しました。
やった〜〜〜〜〜〜〜〜!
原稿上がりってなぜかわからないんですけれど、
しばらく起き上がれなくて半日寝込むことがあります。
なんか一気に緊張感が解けたみたいな。
原稿に生命力を吸われているのかもしれない……。
設定とかの諸々はFANBOXでするので、こちらは大変だったこととかを少し振り返ってみようと思います。
三層の外の背景がきつかった
めちゃくちゃ大変だった。
空繋は地の世界という深海モチーフの世界なので、植物とかもそれっぽく意識しています。
とはいえ、初手でかなり見切り発車してしまったが故に、雰囲気とノリみたいな形になってしまったのは反省すべきところです。すみません。
この部分は突っ込まれても仕方ないなという。
描いていて海草/藻は木と違って構造が全然違うので、「全然まとまらんな…どうしよう……」みたいな悩みがありました。
いっそのこと自作ブラシを作るか!?まで行ったんですが、時間もないし最終的に慣れるしかない(実践)で、結局根性で描きました。
海藻の森を描くのは自創作くらいしか今後ないと思いますが、早く上手くなりたいです。
いつも作画の際に悩むのが構図なんですが、
どう……描けばいいんだろうと手が止まってしまったため、いったん本編で出ている情報や外見などを整理してまとめて見ました。
自分が把握しやすいようにバラバラに分解しているので、位置とかはまだ確定ではないですが。
こうやってまとめてみると思いつきやすい。
資料って大事ですね……(しみじみ)
最近の練習法でやってるのが、
ファンタジーのアイディアを絵で表す時に
「〇〇を〇〇風だったら/して見たら?」という考え方で描くこと。
アイディア力を鍛えられるので結構いい感じです。
バトルは楽しかった
楽しかったです。
敵キャラ(一応伏せときます)の作画は慣れるまですごく大変だったんですけれど、
やっぱり動いているといいなぁって。
脳内ではもっとぐるぐる動いているので、動きとか空気感が伝っていればいいなぁ。
ちなみに描いててお気に入りのコマは5pの4コマ目です。
前、持ち込みの時に言われたことがあるんですが、
描いてて楽しいところってつい派手にしちゃうんですよね。
なのに中身(やってること)は大したことない……みたいなようにならないように気をつけなきゃ……。
ギミックとかも考えたり同じパターンを繰り返さないよう、研究していきたいです。
……少し脱線して。
昨今、リアリティについて考えることも多くなってきましたが、
個人的には
リアリティ=現実・史実と同じもの、共通の価値観
ではなく、
リアリティ=その世界観がわかりやすく伝えられること
なんじゃないかなぁと解釈しています。
前は前者で捉えていた時期があって、「俺には無理だ!!!!!」って嘆いていた時期があったんですが、なんかもっと柔軟に捉えてもいいのかもしれない。
創作スタイルは個々によって違うので考え方も正解も人それぞれなんですが、
自分は子供の頃にいいなあと思った気持ちを大事にしたいなと思ったのでした。